株式投資を始める理由

お金を貯める

株式投資弁護士は、給料はそこそこもらっていると思うのですが、これまで貯蓄や投資はしておらず、気ままに浪費をしていました。

けれど、30代にさしかかり将来のことも考えると、これからは資産形成をしていきたいと考えるようになりました。

資産形成をしたい理由は、中長期に分けると、以下のとおりです。

  • 長期的な目線でみたときに、老後資金が不安
  • 中期的な目線でみたときに、起業なり留学なりするにしてもまとまった資金が必要になる

老後資金が不安

一昨年、金融審議会のレポートで老後資金2000万円不足問題というのが話題になりました。

それに対しては、政府から、年金は100年安全だとか、色々反論があったりしました。

年金が不足するのかちゃんと調べたわけではありませんが、老後生活を豊かなものにするためには、老後資金は多くあった方がいいのは言うまでもありません。

ましてや、今後、人類がいまだかつて経験したことのない超長寿社会に突入することを考えると、やはり老後資金は多くあった方がいいと思います。株式投資弁護士は、橘玲さんの本を良く読むのですが、同氏も超長寿社会のリスクを警告しています(例えばこちら。)。

蛇足ですが、長寿というのはこれまでめでたいことだと考えられてきましたが、株式投資弁護士はリスクだと思っています。

80歳で死ぬのと100歳で死ぬのでは、20年間生活費が変わるわけですから、年間500万円で暮らしても、1億円違います(ほんとは年金の額を差し引く必要がありますが)。

留学や起業

特に目下のところで起業や留学をする予定はないのですが、最近少しキャリアについて考えることがあり、今のまま仕事を続けていても待遇は漸近的にしか増加していかない可能性が高いなと思い、非連続的な成長のためにはもう少し抜本的な何かが必要かもしれないと考えました。

起業というのは株式投資弁護士にとってはすごくハードルが高いですが、留学(国内の大学院も含む)というのはありかもしれないという気がしています。

日本では学部卒以上の学歴は大して評価されないというのがこれまででしたが、外資系では修士号や博士号が尊重されるという話しを聞きましたし、そういった直接的な恩恵を抜きにしても、やはり実務だけでは学べない深い知識を集中的に得るという意味ではやはり大学というのはいいところな気がしています。

こういったこれまでのキャリアとは非連続な何か新しいことを始めたいというときには、まとまった資金が必要になります。そのためにも資産を作りたいと思っています

税金

もうひとつ金融資産を増やしたい理由として税金があります。

最近、収入から多くが税金や社会保険料で控除されていくことを痛感しています。特に、増税は法改正が必要ですし、世間の目も厳しいので政治家もおいそれと増税できません。

しかし、社会保険料は国会の目を通らずに厚生労働省が上げ放題ですから、年々負担が大きくなっています。高齢化社会が更に進んでいくことを考えると、この傾向はますます大きくなると思われます。

そして、税金や社会保険料の額は、所得が多くなればなるほど上がっていきます。したがって労働所得を上積みしても得られる恩恵は比例的には上昇しません。

これに対して、金融所得に対する課税は分離課税で定率なので、金融所得が増えても一定率の税金で済みます。したがって、金融所得を拡大させていくのに非常に有利です。

まとめ

長々と株式投資をしたい理由を書きましたが、要はこれまでの浪費を反省し、2021年は投資して資産を増やしたいということです!